毎月1078円のサブスクで"食品・食材が10回" 「値上げの夏」に激安の"麺の直売店"もオープン
麺類やパンなど相次ぐ食品の値上げ。
まさに「値上げが止まらない夏」となっていますが、この夏を乗り切るためのお得な店、お得な対策を見つけました。
2食入りの生麺が…250円!
定価1500円のお土産用のラーメンが…なんと500円!

激安でラーメンやそばを販売する「まるチョク・札幌駅北口店」
麺類の値上げが続く中、激安でラーメンやそばを販売しているのが「まるチョク・札幌駅北口店」です。
まるは製麺所 高橋 政広さん : 「さっぽろラーメンの縮れ麺です。市場価格ですと5玉で500円ほどで売られている。直売所では300円で販売している」
生のさっぽろラーメンが、一玉60円!

1杯110円でラーメンが作れる!
スープは1人前50円で販売されているので、1杯110円でラーメンが作れます。
実はこの店、恵庭市の食品メーカー「まるは製麺所」の直営店で、仲介業者がいないため、販売価格を抑えられるのです。
まるは製麺所では有名ラーメン店などにオーダーメードの麺を作ってきましたが、コロナ禍で出荷が低迷したため、2022年4月、この直売所をオープンしました。
まるは製麺所 高橋 政広さん : 「プロが使っている物なので素材が違う。お店の味の物を家で食べられるのがメリットかなと思っています」
扱うのは「生そうめん」やレストラン向けの「生パスタ」など、小売店の店頭ではあまり並ばない工場からの直送品です。

小売店にはあまり並ばない工場からの直送品
まるは製麺所 高橋 政広さん : 「完全におそば屋さんでも使えるハイクオリティーなそばですね。まず二八そばを家で生の状態で食べることもなかなかないと思う」
幌加内町など名産地のそば粉を使った製品は、本来なら400円ほどするといいますが、格安の250円で販売しています。
お得なのは、直売所ばかりではありません。
札幌・中央区のビルの入口には、なんと「無料」の文字が!

パンや野菜を持ち帰る人たちが…
訪れた人たちがつぎつぎとパンや野菜を持ち帰って行きます。
実はこれ、「サブスク」なんです。
食品や食材が捨てられるフードロスを減らそうと、2年前から始まった「プラスフード」という取り組みです。
プラスフード事務局 田尻 敏憲さん : 「月会費は1078円で、1か月に10回受け取る チャンスがあります。1回あたりだいたい500円前後の品が出るので、全部もらうとすると月に5000円分がもらえる」