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高値で"貴重な野菜” 蒸し暑い日が続き"保存”に苦労…ちょっとした工夫で長持ち 簡単テクニックとは

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 「野菜が高い」と感じている方が多いのではないでしょうか。大事に使いたいと思っても、蒸し暑い日が続き保存が大変です。

 貴重な野菜、長持ちさせるにはどうしたらいいのでしょう。

 湿度が高く、蒸し暑さが続く北海道。

 7月12日の札幌市の最高気温は27.8℃。真夏日にはなりませんでしたが、最小湿度でも65%と"蒸しっとした暑さ"となりました。

 札幌市を含め北海道内の98市町村に食中毒警報が発令されています。

暑さと大雨で野菜が値上がり

 暑さの影響はこんなところにも。

 野菜の値段が上がっています。

 丸一泉商店 手稲キテネ店 田中 秀敏さん:「キュウリやナスなどは本州の雨不足の影響で不作。キュウリは北海道から本州方面に出荷されるので価格は高め」

 また、6月の北海道の大雨も価格に影響を及ぼしています。

 丸一泉商店 手稲キテネ店 田中 秀敏さん:「ニンジンなどは北海道南部の大雨のあと、蒸し暑い日が続いたので傷んでいるのも多い」

 高い野菜に家計のやりくりも大変です。

貴重な野菜を長持ちさせるには…

 少しでも長持ちさせるため、皆さん頭を悩ませているようです。

 札幌市民:「レタスは成長を止めるため、つまようじを刺して保存しているが早めに食べないとだめに。食べきれないことが多い」

 札幌市民:「最近はジャガイモなどはすぐ芽が出るので、こまめに買って食べきるようにしている」

 札幌市民:「レタスなどは、すぐ"しなしな”に干からびてしまう。10円でも20円でも安い方がいいし、それを長持ちさせたい」

 貴重な野菜をおいしく長持ちさせるためにはどうしたらいいのでしょうか?

 今から簡単にできる保存法とは?

野菜保存の基本は「育った環境に近づける」

 野菜の賢い保存法をコンフォート栄養食物研究所の北川恵子管理栄養士に聞きました。

 ▼野菜の保存の基本
 丸ごと保存する場合、小さなものはペーパータオルで包む。大きなものは新聞紙で包む。その上で、ポリ袋に入れて、野菜室に保存。

 包丁などで切った場合は、ペーパータオルで包んで、ラップをして、野菜室で保存。

 さらに野菜の根の部分、基本的に下にして、立てて保存するのが理想的。

 できるだけ、育った環境に近い状態で保存すると長持ちする。

傷みやすいキャベツとレタスの保存法

 ▼キャベツやレタスの保存
 キャベツは芯の部分が腐りやすい。芯をくりぬいて、濡れたティッシュを詰めて保存すると長持ちする。

 レタスは芯の切り口に小麦粉か片栗粉を塗る。こうすることで、水分の蒸発を防ぐことができる。

トウモロコシは鮮度が落ちるのが早い

 ▼トウモロコシの保存
 トウモロコシは鮮度が落ちるのが早いので、買ってきたらすぐに茹でる。粗熱を取ってからラップで包んで保存するとよい。

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