南区 "また"クマ目撃情報 10日は石山と南沢地区で 前日には住宅街で"座り込むクマ"も 札幌市

男子高校生が撮影したクマのような動物(提供:視聴者、札幌市南区真駒内=2022年7月9日)
札幌市南区で7月10日午後、クマが相次いで目撃されました。9日に続き2日連続の目撃です。
10日午後7時40分ごろ、札幌市南区石山1条4丁目の国道230号線で、自転車で走行していた男性が、歩道から約3メートル離れた豊平川沿いの草むらにクマがいるのを目撃しました。
クマは体長約2メートルで、目撃者はシカでもアライグマでもなかったと話しているということです。
現場は、住宅が多く商業施設も並ぶ地域で、近くに小学校もあることから、警察は11日朝からパトカーを走らせるなど警戒をする方針です。
また10日午後7時30分ごろには、同じ南区の南沢地区の山林の市道で、車で走行中の女性が、目の前の道路を横切るクマを目撃しました。
クマの体長は80センチメートルほどで、子グマとみられています。
札幌市南区では2日連続でクマが目撃されており、9日午後10時45分ごろには真駒内南町4丁目の山林に隣接した住宅街で、歩道に座り込む体長1メートルほどのクマが目撃されています。