「クマを見た。スマホで撮影した…」花火大会の帰り 男子高校生2人がヒグマに遭遇 札幌市南区の住宅街

クマへの注意を呼び掛ける北海道警南署
札幌市南区の住宅街で7月9日夜、ヒグマが目撃されました。警察が注意を呼び掛けています。
クマが目撃されたのは、札幌市南区真駒内南町4丁目の路上です。
9日午後10時45分ごろ、花火大会から帰宅途中の男子高校生2人が、自宅のマンション近くの歩道上にクマが座っているのを目撃しました。
クマは体長1メートルくらいで数十メートル先にいて、南方向に歩いて行きました。
高校生は「クマを見た。スマホで撮影した」などと警察に通報。
駆けつけた警察官がスマホの映像を確認したところ、クマとみられる動物が映っていたということです。
当時警察には、同様の目撃情報がほかに1件寄せられています。
現場は、山に隣接する住宅やマンションが立ち並ぶ住宅街で、警察は付近をパトロールするとともに住民に注意を呼び掛けています。
真駒内では、近くの真駒内公園でも6日未明に通りがかった男性が歩道脇の茂みから頭を出しているクマを目撃しています。