【速報】知床観光船 行方不明者と関連は? 頭蓋骨・衣類など発見した漁業者ら港に戻る 海保に引き渡しへ

発見されたジーンズとスニーカーはこの中に入っているという(北海道羅臼町=2022年8月15日朝)
2022年4月に北海道・知床半島沖で沈没した、観光船「KAZU1(カズワン)」の行方不明者の捜索を行い、頭蓋骨や衣類などを発見した羅臼町の漁業者らが8月15日朝、相泊漁港に戻ってきました。
発見した漁業者の男性によりますと、一行は8月14日午前11時ごろ、知床半島の啓吉湾の海岸線上で、頭蓋骨などを発見ほかに、ジーンズや女性用の下着のほか、ピンクのロゴが入ったスニーカー、ジャンパーがあったということです。
一行は8月15日、見つかった頭蓋骨などを保管して羅臼町の相泊漁港に戻ってました。
今後、警察と海保が相泊漁港付近で合流し、見つかった頭蓋骨などを引き渡すことになっていて、行方不明者との関連が調べられます。

相泊漁港に戻ってきた漁業者たち(北海道羅臼町=2022年8月15日朝)
海保は、8月14日に続き、巡視船を出して現場付近を詳しく調べています。
カズワンの事故では、乗っていた乗客乗員26人の内、依然12人の行方が分かっていません。
(KAZU1の「ワン」は正式にはローマ数字)