サハリンの男性遺体 ロシア側がDNAサンプル受け取る 遺体の近くに"車の鍵"知床観光船の乗客乗員か
ロシア・サハリン南部で見つかった、日本人とみられる男性1人の遺体について、ロシア側がDNAのサンプルを受け取ったことが分かりました。
複数の日ロ関係者によりますと、日本側にデータの提供を求めていたロシア側が7月4日、日本側からDNAのサンプルを受け取りました。
現地関係者によりますと、男性の遺体は6月28日、ロシア、サハリン州南部のブッセ湖付近で、ロシア国境警備局員が海上で発見しました。
遺体は「KAZU」と書かれた赤い救命胴衣を着ていて、海に浮かんでいたとみられます。
この他、所持品として、黒い携帯電話、車の鍵なども見つかりました。
DNAサンプルはロシア極東ハバロフスクで鑑定されます。