北海道にも戻ってきた!"約2年ぶり"外国人観光客 香港からのツアー客 インバウンド回復に期待高まる
約2年ぶりに外国人観光客が北海道に戻ってきました。
受け入れ手続きが再開して、初めてとなる、香港からのツアー客が北海道入りし、観光を楽しんでいます。
6月23日から北海道内で観光を始めた香港からのツアー客。
20代から70代の夫婦や親子など10人が小樽運河や堺町通り商店街を訪れました。
香港からのツアー客:「メロンの食べ放題が楽しみ。洋服や化粧品をたくさん買いたい」
香港からのツアー客:「コロナ後の最初の旅行先は日本と決めていました。とてもきれいでフレンドリーなところですよね」
政府は6月から新型コロナの水際対策を緩和し、1日当たりの入国者数を1万人から2万人に引き上げたほか、少人数のツアー客の受け入れを再開しました。
感染拡大を防ぐため、当面は添乗員つきのツアーに限定し、マスクの着用など感染対策の徹底を求めます。

添乗員つきのツアーに限定
受け入れ再開後、香港からのツアーはこれが第1弾で香港のメディアも参加していました。
香港メディア:「香港の多くの人たちが日本に来たいと思っています。だから私は日本がコロナの後どのように変わったのか撮影して香港の人たちに伝えたいんです」
インバウンド回復の兆しに観光地は…。

インバウンド回復に期待
商店街の関係者:「コロナ前はここの通りの半分以上がインバウンドの方だったので、戻ってくることに関しては期待が大きいです」
商店街の関係者:「コロナ中は人が本当に少なくてカラスと猫しかいなかったので。ほっとするような気持ちです」
香港からのツアー客は6月24日以降、美瑛町の青い池や登別市のテーマパークを観光し26日に東京に向かう予定です。
北海道内では7月17日から、2年4か月ぶりに新千歳空港の国際線が再開し新千歳とソウルの仁川を結ぶ便が、週2便運航されます。
北海道にどれだけインバウンドが戻ってくるのか、観光地の期待が高まっています。