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【陸上】田中希実 “潜在能力が引き出してもらえる大会”ホクレンDCで日本新記録

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日本記録を更新した田中希実選手

 陸上・中長距離選手の育成を図る目的で開催されているホクレンディスタンスチャレンジが6月22日、北海道深川市でスタートしました。今年、20周年を迎えるホクレンディスタンスチャンレンジは、記念大会が開催されました。

 その記念すべき大会で今年も田中希実選手(22・豊田自動織機)が“記録”にも“記憶”にも残る走りを魅せました。女子1000mに出場した田中選手は、2分37秒33で走り切り、自らの持つ日本記録を更新しました。以下、田中希実選手のインタビューです。

 Q.レースを振り返ってー
「1、2周目までは今までで一番速い入りができたので収穫だったんですけど、そこまで余裕が持てていなかったので、ラストで足が止まってしまったのが今後の課題となったレース」

 Q.田中選手のレースプランはー
「ペースメーカーの方が600mまでいてくれるとのことでしたので、そこからラスト1周をいかにペースを落とさずに走り切れるかだった。そこまでで余裕が持てなかったのでちょっとラップが落ちてしまった」

 Q.日本記録は自信になったかー
「自信はなかったんですけど、もっと良い記録は狙っていかないといけないかなと思ってました」

 Q.1000mから75分後には1500mでペースメーカーとして出場。所属が一緒の後藤夢選手とは会話はされましたかー
「自分自身も1000mを走った後でどうなるかが分からなかったので、もしペースが合わなかったら、後藤選手の中でラスト1周に備えて欲しいということは伝えました」

 Q.世界選手権に向けてはー
「現時点では1500mと5000mが決まっているのでその2種目は出ていくつもりで準備はしていく。まだ準備段階で1500mも5000mも力が中途半端かなと思う。このホクレンディスタンスチャレンジを最大限に活用して、5000mにつながる、3000mとか1500mのレースをして、レースを使って力をあげていければと思っている」

 Q.東京五輪で入賞。世界との戦い方も知った。世界選手権での戦い方はー
「決勝にいつでも残れるという力が今はまだないと思っていて、東京五輪の時も本当に運良く決勝に残れた部分もある。運良くじゃなくて、実力として決勝に残れるというような力を、世界選手権で示していけたら一番良いかなと思っています」

 Q.今後必要になってくるものはー
「1500mだったり5000mであったりを日本記録を上回るタイムでいつでもコンスタントに走れるくらいじゃないといけないかなと思います」

 Q.今季を振り返ってー
「レースになると実力自体は昨年より気持ち上がってるかなと手ごたえを感じているんですけど、練習の中での手ごたえというのが、あまり感じられてはいなくて、逆に世界を去年以上に意識している中でのシーズンなので、意外と今シーズン長いなと感じてしまっていて、その分、常に緊張感は昨年より持てているかなと思う。まだ実力という部分が合ったり、合わなかったりなので、そこがいつでも合わせていけるような精神状態を作っていきたい」

 Q.世界選手権に向けてあと何レースを予定されていますかー
「マックスまで行っても、北見大会は出発くらいなので出られなくて、士別大会ともう1回深川大会で2回走るしか、今年は参加できない。その後、地元の兵庫選手権で1500mにもう1回出てから、翌日あたりにアメリカに出発になってくるので、残り日本でのレースは3戦です」

 Q.今、調子は何パーセントですかー
「70%くらいまでは来てるかなと思います」

 Q.ホクレンディスタンスは20周年。何度か日本記録を出されている大会ですが、田中選手にとってどんな大会ですかー
「とても集中がしやすくて、すごくレベルの高い選手が揃いますし、レースもうまく作ってくださる。でも日本選手権やグランプリほどの緊張感が良い意味でなくて、リラックスして臨めるから、自分も無意識の部分というか潜在能力が引き出してもらえる大会かなと思います」

  • みんテレ