“札幌大通水族館” 巨大水槽を搬入! 札幌中心部に都市型 タマワンも入る狸小路「モユク サッポロ」
北海道札幌・狸小路で再開発ビルの建設が進んでいます。
このビルには都市型の水族館がオープンする予定で6月21日、巨大な水槽が搬入されました。
札幌中央区・狸小路に建設中の複合商業ビル「モユク サッポロ」。
「モユク」とはアイヌ語で「たぬき」の意味で、2023年春の開業を目指して工事が進められています。

地上28階建て「モユク サッポロ」
石井 祐里枝 フィールドキャスター:「狸小路商店街で建設されているモユク サッポロ。街中に新しい商業施設が登場します」
地上28階建てとなるこのビルには、目玉施設の建設が予定されています。
まだ仮ですが、「札幌大通水族館」と名づけられた都市型の水族館です。
のべ床面積は約5100平方メートル。ビルの4階から6階にオープンする予定です。

クレーンで吊り上げられる巨大水槽
石井 祐里枝 フィールドキャスター:「これがこれから吊り上げられる水槽です。どんな生き物が入るのでしょうか?」
6月21日に水族館建設の第一歩として、最大で幅4メートル、重さ2.4トンにも及ぶ水槽が搬入されました。アクリル製で厚さは15センチほどもあるということです。
石井 祐里枝 フィールドキャスター:「巨大な水槽が、いま吊り上げられてゆっくりと7階に用意されたスペースまで運ばれています」
水槽は、クレーンを使って7階まで吊り上げられた後、人の手を使って館内を移動させます。

ワクワクが止まらない…
この水槽にどんな生き物が入るのか、現時点では発表されていませんが、観光客だけでなく、札幌市民が日常的に利用できる水族館を目指しているということです。
街の人:「行ってみたい。興味があります」
街の人:「イルカが見たい」
建設が進むモユク サッポロ。
地下2階から地上6階には商業施設などが入るほか、7階には屋上広場も設置される予定です。
また、上層階には分譲マンションが入る予定で、地下街ポールタウンとも直結します。
モユク サッポロは、2023年春に開業予定です。