大人も子どもも楽しめる"体験型"の「科学館」が続々リニューアル…親子のお出かけスポットとしていかが?
北海道内で科学館のリニューアルが相次いでいます。
キーワードは、子どもだけではなく大人も楽しめる「体験型」です。
室蘭市の「DENZAI環境科学館」

室蘭市の「DENZAI環境科学館」
老朽化で閉館した室蘭市青少年科学館の跡地に2021年12月、オープンしました。
青山 剛 室蘭市長:「環境科学館と名前を改め、幅広い世代が環境問題を学ぶことができる施設になった」
環境問題を学べるだけではありません。
滑車で重いものを持ち上げ"てこの原理"を学べたり、数学的な思考力を養えるパズルゲームなど、体験型のコーナーが充実していて大人も楽しめます。

体験コーナーも充実
千葉県から来た人:「子どものころ理科の実験をしたが、大人になってやると発見が多かった」
こちらは室蘭市の人気スポットなどをバーチャルで体験できるコーナー。
室蘭市の地図にあるQRコードにタブレットをかざすと室蘭市の自然や「鉄のまち」ならではのさまざまなスポットが360度のパノラマで見渡せます。
安野 陽介 ディレクター:「セメント工場に入ったかのような感じ。おもしろい」
DENZAI環境科学館 吉田 義彦さん:「普段入ることのできない工場の見学を疑似体験できる」
800万個の恒星と88の星座のCGで投影する最新式のプラネタリウム「オルフェウス」も北海道内で初めて導入しました。

最新式のプラネタリウム「オルフェウス」は北海道内初導入
室蘭市民:「室蘭の星空がきれいに見ることができて大変良かった」
一方、旭川市には、大人も子どもも楽しめる「体験型」の科学館、「旭川市科学館サイパル」があります。
中でも2005年のオープン時から人気を集めているのが…。

「旭川市科学館サイパル」
旭川市科学館サイパル 大瀧 安洋さん:「一番人気を集めているのが、こちらの宇宙ゴマです。宇宙飛行士が訓練に使っていた装置と同じ形の展示になる」
体をイスに固定し約1分半、宇宙船の中を疑似体験します。