「安くておいしい!」専門店のプロが教える"お得食材" "1万品目以上"値上げの食料品…少しでも節約
食料品の相次ぐ値上げで苦しくなる一方の懐事情。
スーパーではなく、専門店に話を聞くと、プロだからこそわかる今お得な食材が見えてきました。
2022年1年間で、1万品目以上の食料品が値上げ。家計が圧迫される中、少しでもお得に買い物をしたい人にお勧めなのが…
客 : 「スーパーで買うよりも全然安い」
…専門店です。
値上げが相次ぐ中、専門店に教えてもらったお得な食材とは?
札幌市東区の一和鮮魚店。
一和鮮魚店 木島 和哉 代表:「次いつ入るか、難しい。電話くれたら教えるから」
代表の木島和哉さんは、長年勤めた鮮魚店を3年前に辞めて、独立。
昔ながらの対面販売にこだわり、店を切り盛りしてきました。

対面販売にこだわる「一和鮮魚店」
途切れることなく客が訪れる理由は…。
客:「値段も安くておいしい。店員もとても感じがいい」
客:「スーパーで買うよりも全然安いし、新鮮」
週に2回は店を訪れるという女性。この日のお目当ては…
客:「サメのハツ(心臓)775円。1回食べたらおいしかった。(Qどういった味わい?)コリコリしていて、レバ刺しではないけど、近い感じ。クセがない」
スーパーとは違う、専門店ならではの品ぞろえが魅力ですが、相次ぐ値上げの影響は店にも現れているのでしょうか?
一和鮮魚店 木島 和哉 代表:「非常に厳しい状態。燃料のコストが上がっている。単純に漁獲がない。今回の戦争の問題とか、いろいろな要因が重なっている」
ノルウェー産のサーモンは、ウクライナ情勢の影響で価格が高騰。

ノルウェー産サーモンは価格高騰
鳥取県境港の本マグロも不漁の影響で例年の約2倍に。
北海道内でも旬の時鮭やシマエビは、不漁で値段が上がっているといいます。
今、狙い目の魚はあるのでしょうか?
一和鮮魚店 木島 和哉 代表「高いなりにも北海道は魚種が豊富なので、柳の舞とか、いろいろな魚がとれていなくてもお買い得です」
ソイの一種である「柳の舞」は、3匹で300円でした。
柳の舞は、煮付けやアクアパッツァに向いているそうです。