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“お金”払わないから…? ロシアが一方的に「安全操業協定」を中断 ホッケやタコ 北海道の味覚に影響も

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 ロシア外務省が、北方四島周辺で日本の漁船が安全に操業するための協定を一方的に「停止する」と発表した問題。

 秋からのホッケ漁などができない可能性があり食卓にも影響がありそうです。

 根室市・花咲港で次々と水揚げされるタコ。

 北方領土周辺で捕れる冬の味覚に2022年は影響がありそうです。

ロシアとの関係は複雑です

 ロシア外務省は6月7日、北方四島周辺での日本漁船の安全操業を認める漁業協定を中断すると発表しました。

 安全操業には9月から国後島周辺で行われるホッケ漁や、10月から歯舞群島や色丹島周辺で行われるタコ漁などがあり、日本側は漁業協力費を払ってきました。

 一方的な中断。背景としてロシア側は北方四島を事実上管轄するサハリン州との協力事業について日本からの援助金を求めていることが分かりました。

 安全操業協定が結ばれて以来、日本側はほぼ毎年援助金を払い医療機器の購入などを支援してきましたが2021年度は払っていません。

 経済制裁を科すなか日本は難しいかじ取りを迫られそうです。

 漁業外交に詳しい 北海学園大学 濱田 武士 教授:「日本からすれば、今の経済制裁措置のもとで支払うべきかっていう逡巡はあるとは思う」

豊かな漁場が…

 釧路市内のスーパーです。北方四島周辺で捕れたホッケやスケトウダラを扱っていますが、不安を感じています。

 あいちょう 相沢 長昇 社長:「(中断の)影響は確実に長期的にみたら出てくると思います。ただでさえ枯渇気味の水産資源がさらに日本国内に入ってこない」

 買い物客:「よく食べているので、とれなくなったら困りますね」

 漁業外交に詳しい 北海学園大学 濱田 武士 教授:「原料不足で水産基地が厳しい状況の操業停止、打撃は非常に強いと思います。毎年こういう状況が続けば非常に地域経済が縮小することになりかねない」

 ロシアメディアによりますと、極東担当のトルトネフ副首相は「日本は食糧問題に直面するだろう」とけん制し、操業の先行きは不透明です。

  • みんテレ