【カーリング】ロコ・ソラーレ SC軽井沢クラブが優勝…日本選手権決勝

シーズン最後の大会で優勝を果たしたロコ・ソラーレ (C)JCA IDE
カーリングの日本選手権・男女決勝が5月29日、北海道北見市常呂のアドヴィックス常呂カーリングホールで行われ、女子は北京五輪銀メダルのロコ・ソラーレ、男子はSC軽井沢クラブが優勝しました。
北京五輪の激闘から3ヵ月。地元での日本選手権を戦うロコ・ソラーレは、決勝で同じく日の丸を背負い世界選手権に出場した中部電力と対戦しました。
1対1で迎えた第4エンド、藤澤五月選手(31)が正確なショットで2点を奪うと、その後は中部電力に一度もリードを許すことなく貫禄の勝利。五輪シーズンを優勝で締めくくりました。
中部電力 010010100x | 3
ロコ・ソラーレ 100202011x | 7
スキップの藤澤五月選手(北見市出身)の話は次の通りです。
◆振り返ってー
「"チーム"ロコ・ソラーレで今シーズンを戦いきれたことが何よりも嬉しいですし、みんなに感謝の気持ちで一杯です」
◆オフにまずやりたいことはー
「この大会が始まる前に、自分の畑に苗を植えてきたので、しっかり育っているか確認したいと思います。家庭菜園頑張ります」
また、この日は男子の決勝も行われ、初の決勝進出となる札幌国際大学と平昌五輪代表の山口剛史選手(北海道南富良野町出身)擁するSC軽井沢クラブが今大会3度目(互いに1勝)の対決。
2対2の第3エンド、後攻のSC軽井沢クラブは今大会のMVPにも輝いた柳澤李空選手(20)がガードストーンの間を通すスーパーショットを成功させ一挙3点。ビッグエンドをつくり出します。
一方の札幌国際大学は9対4と5点を追う第7エンド、ハウスの中心付近に5つのストーンが密集する状況でフォースを務める青木豪選手(江別市出身)が相手のストーンのみをはじき出します。
チームメイトの佐藤剣仁選手が「日本の中で豪しか投げられないショットだ」と思わず口にするショットで2点を奪い、追い上げますが、追いつくことはできず。試合は11対7で終了しました。
SC軽井沢クラブ 203022020x | 11
札幌国際大学 020200201x | 7