今度は“成功”するか… カズワン再つり上げ 26日に海面近く27日に陸揚げへ 無人潜水機を投入
知床半島沖の観光船沈没事故で、えい航中に海底に落下した船体を再び引き上げるための作業が25日朝から始まっています。
観光船KAZU1は知床半島沖の沈没現場から引き揚げ後、作業船「海進」によってえい航中の24日ウトロ漁港の西約11キロの海域で水深182mまで落下するトラブルがありました。
25日朝は、午前7時すぎから船を再び引き上げるための作業が始まり、無人潜水機ROVを使い、前回より強度の高いつりあげ用のベルトを船体に取り付ける作業を行っています。
船は26日にも海面近くまでつり揚げられ水深の浅い海域までえい航後、海進の船上に引き揚げられる見通しです。
その後水抜きを行い、早ければ27日にも網走港に陸揚げされる予定だということです。