【ファイターズ】宮西尚生“史上8人目の800試合登板達成”…BIGBOSS交流戦前3連戦勝ち越し

UHB 北海道文化放送
北海道日本ハムファイターズは5月20日(金)~22日(日)の3日間、札幌ドームに埼玉西武ライオンズを迎え3連戦を行い、2勝1敗でカード勝ち越しとなりました。
【20日の試合結果】
日本ハム5-3西武
勝 伊藤大海(5勝3敗)
敗 高橋光成(4勝3敗)
S 北山亘基(3勝1敗5S)
鹿部町出身の伊藤大海投手(24)がリーグトップの5勝目をかけてマウンドに上がりました。
初回、西武・山川穂高選手(30)にタイムリーを許すなどいきなり2点を失います。それでも、その後は安定したピッチングで7回を7安打2失点。味方の援護を待ちます。
すると7回、打線は女房役のキャッチャー宇佐見真吾選手(28)が満塁の場面で走者一掃のタイムリーツーベース。ファイターズは逆転勝利し、伊藤投手はリーグトップタイとなる5勝目を挙げました。
ヒーローインタビューで伊藤投手はー
「少しでも長いイニングを投げることと“これ以上の点数は絶対許さないんだ!”という気持ちを持ってマウンドに上がっていた」。
【21日の試合結果】
日本ハム4-0西武
勝 上沢直之(3勝4敗)
敗 内海哲也(0勝1敗)
本 宇佐見真吾(3号)
前夜、逆転の3点タイムリーツーベースを放った宇佐見真吾選手がこの日も大活躍しました。
1点リードの2回、宇佐美選手はライトスタンドへ3号2ランホームランを放ちライオンズを突き放します。
援護を受けたエース、上沢直之投手(28)は3回までパーフェクトピッチング。その後、ヒット1、四球1,味方エラー1でランナーを出しましたが7回を投げ無失点。エースの名にふさわしい投球を見せました。
そして、この日のハイライト9回。ピッチャー“宮西”がコールされます。入団以来毎年50試合以上の登板を続ける北の鉄腕、宮西尚生投手(36)がついに800試合登板(史上8人目)に到達。完封リレーのファイターズは3連勝で記念すべき登板に華を添えました。
そして、盛り上がりはヒーローインタビューに続きます。
お立ち台で上沢投手が「(宮西さんの)800試合はまだまだ通過点。宮さんが投げなくなるのは命が尽きる時だと思っている」と愛のある“先輩いじり”のコメント。
すると宮西投手は「上沢が完投すると思ってたので、まさか今日投げるとは思わなかった」と反撃。
そして、「札幌ドームで記録を達成できたというのは、何回かありますけど、簡単にとれる歳でもないので、しっかり今日の景色を眺めたい」と記念すべき時間をかみしめました。
【22日の試合結果】
日本ハム0-3西武
勝 エンス(3勝2敗)
敗 金子千尋(1勝2敗)
S 増田達至(0勝0敗10S)
22日(日)は残念ながら連勝ストップ。その中でも両リーグ打率トップの松本剛選手(28)が7試合連続安打を放っています。
◆今後の日程・交流戦スタート
5月24日~26日 vsヤクルト(神宮)
5月27日~29日 vs巨人(札幌ドーム)