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知床観光船沈没から1か月 カズワン船体をつり上げ 漁師「なぜ船が沈んだのか」網走港から報告

事件・事故 社会 友だち追加

 北海道知床半島沖で26人を乗せた観光船「KAZU1(カズワン、19トン)」が沈没してから5月23日で1か月。14人が死亡、いまだ12人が行方不明となっています。

 海上保安庁から委託を受けた民間の作業船「海進(かいしん)」が、カシュニの滝付近の沈没現場で、カズワンの船体を海中につり上げ、斜里沖に向けてえい航させています。24日にも船体を海上に引き揚げされる見通しです。

 (北海道網走港から、石井祐里枝フィールドキャスターの中継報告)

 沈没した観光船カズワンは、今後、民間の作業船「海進」により、この網走港に陸揚げされる予定です。

 23日午後2時すぎに、船体のつり上げが開始されました。午後3時30分ごろには、カズワンとみられる船体が海面近くまでつり上げられ、1か月ぶりにその姿が確認されました。

 23日は、船体にワイヤーを取り付けて水面近くまでつり上げ、斜里町沖まで移動させるということです。

 24日にもカズワンを作業船の上に引き揚げ、その後、網走港に陸揚げする予定です。

 また、海上保安庁は船体の引き揚げ後、事故原因の特定を急ぎ、業務上過失致死容疑での立件を視野に捜査を進める方針です。

 事故発生から1か月。船体の引き揚げについて地元の方を取材してみると、漁業関係者からは、「なぜ船が沈んだのか」。1日も早い原因究明を求める声や、観光業からは「原因を明らかにした上で、安全を確保し、安心して観光客に来てほしい」といった声が聞かれました。

 船体の引き揚げは、美しい自然豊かな知床が日常に戻るための大きな一歩になるという印象を受けました。

(KAZU1の「ワン」は正式にはローマ数字)

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