「夜は出歩かないで…」ビニールハウスに“ヒグマの爪痕” 周辺の約6棟被害 直径70センチほどの穴も

ビニールハウスに残されたクマの爪痕(提供:白老町)
14日朝、北海道でビニールハウスがヒグマにより穴が開けられているのが見つかり、警察などが注意を呼びかけています。
14日午前9時ごろ胆振地方の白老町竹浦にあるビニールハウスで、関係者の女性がハウスの外側に穴が開いてるのを発見し2日後の16日に役場に連絡しました。
役場の職員やハンター、警察が現場を調べたところ、ハウスの外側にヒグマの爪痕があるのを確認。ヒグマによる被害と断定しました。

被害があったビニールハウス(提供:白老町)
警察などによりますと、穴が開けられたビニールハウスは近くで6棟ほどあり、6か所ほど穴が開いていたビニールハウスもありました。
穴は大きいもので縦30~40センチメートル、横70センチメートルほどでした。
警察は付近をパトロールするとともに、町は付近の住民に夜間に出歩かないよう呼びかけています。