港内に体長6メートル 重さ4トン”マッコウクジラ”の死骸 漁船の支障に…重機で引き揚げ埋め立て処分

根室市花咲港に漂着したクジラの死骸
北海道根室市の花咲港にマッコウクジラの死骸が漂着しているのが見つかりました。
根室市などによりますと、漂着したのは推定で体長約6メートル、重さ約4トンで、若いマッコウクジラとみられています。
5月15日午前2時ごろ、出港しようとした漁船の乗組員が、岸壁から数十メートルの港内にクジラが漂っているのを見つけ、海上保安部に連絡しました。
港の出入りの支障になるため、漁船の乗組員が岸壁まで引いてロープで固定しました。

岸壁に引き上げられたクジラの死骸
クジラの死骸は16日、重機で岸壁に引き揚げられ、調査のため一部の肉などを採取した後、埋め立て処分されました。
根室市などで、今後、DNAを調べ、このクジラがどこから来たかなどを調べることにしています。