驚きの「100均グッズ」が物価高騰"家計のピンチ"を救う 油や小麦粉の節約も…片付け・手入れも楽ちん
生活に欠かせない商品が相次いで値上がりしています。家計に重い負担がのしかかる中、100円ショップで買える節約グッズが人気です。
食用油は2022年2回目の値上げです。
ロシアのウクライナ侵攻や円安などが影響し、日清オイリオグループは7月1日から家庭用の食用油を10%から20%、業務用・加工用の食用油を15%から30%引き上げると発表しました。
止まらない値上げラッシュは家計を直撃しています。
札幌市民:「お惣菜とかコロッケとか、何でも上がっているから(店に)行くたびにびっくりしているよ。でも買わないわけにいかない物、値上がりしているのは」
札幌市民:「なるべく安売りの時に、調味料とか買うようにしている」
札幌市民:「なるべく無駄なお金を使わないように、節約志向になっています」

食用油は2022年2回目の値上げ
こうした中、人気なのが100円ショップで買える節約グッズです。
この不思議な形のシリコーン。料理で使う油を節約できる優れモノなのですが、何かわかりますか?
本田 祐里佳 記者:「シリコーンの先端には、穴が開いています。実はこれ、蒸し焼きで目玉焼きが作られる節約グッズなんです」

蒸し焼きで目玉焼きが作れる節約グッズ
作り方はカンタン。加熱したフライパンにシリコーンを置き、真ん中の穴に卵を割り入れます。30秒ほど経ったら先端の穴に大さじ2杯の水を入れるだけ。
水が蒸発したのを確認し、取り出してみると…
黄身はとろーり半熟、白身はぷるぷるに仕上がりました。

作り方はカンタン
続いてこちらも価格高騰が続く小麦粉。食材に小麦粉をまぶすとき、バットに余ってしまったという経験はありませんか?
これを解決するのが…「粉ふるいスプーン」です。
必要な分だけ小麦粉をまぶすことができるので、節約できます。バットに残る小麦粉を少量に抑えられるので、後片付けも楽ちんです。

「ウィムッシュ粉ふるいスプーン (110円)」
こちらはSNSなどでの話題のシリコーン保存袋。食材の保存袋として使えるのはもちろん、湯せん、電子レンジ、さらにはオーブンでも使用できる便利グッズなんです。
この袋にジャガイモやニンジン、ベーコンなど切った食材と水、コンソメを入れて、600ワットの電子レンジで加熱すること10分。ポトフも簡単にできあがります。
食材に火は通っているのでしょうか。
本田 祐里佳 記者:「お、ジャガイモにもしっかりと火が通っています」

「シリコーン保存袋680mL (220円)」
他にも、袋の中で材料を混ぜて冷やすだけで、ゼリーなどのデザートまでできちゃいます。
何度も洗って繰り返し使えるほか、洗い物も少なくできるので節約と時短の一石二鳥です。

今後の値上げ予定は「6167品目」
物価高が続く今、節約グッズを賢く利用したいですね。
帝国データバンクによると、これから値上げの予定があるのは、6167品目ということです。

食生活に必要なものばかりという印象
内訳としては、加工食品が2909品目、調味料が1311品目、酒類・飲料が744品目、菓子が431品目、乳製品が400品目などとなっています。