沈没した観光船　提供：第一管区海上保安本部　ROVはくよう撮影

　海上保安庁などによりますと、北方領土・国後島の西岸で女性の遺体が見つかったということです。

　見つかったのは6日で、10日と11日にロシアからの情報提供がありました。

　身元に繋がる所持品発見されておらず、遺体は国後島の病院に運ばれているということです。

　知床沖では、4月23日に26人を乗せた観光船「KAZU1」が沈没し14人が死亡、12人が行方不明となっていて、海上保安庁が関連を調べています。

　また、ロシア捜査当局などによりますと、女性はブルージーンズ、黒いトップスのほか、日本のブランドのライトベージュの袖なしブラウスを身に着けていたということです。

　体の一部は白骨化していました。

　日本側から、DNA鑑定による身元確認の話が出てきているということです。