"脱マスク"条件は“屋外” 国も言及… 専門家「屋外リスクは屋内の20分の1 様子見て判断を」
マスクを外して外を歩ける日が近いのでしょうか。
屋外でのマスク着用を巡り、専門家から見直しの声が上がっています。
国も条件付きでマスクを外すことを言及し始めました。
厚労省の専門家組織 脇田 隆字 座長:「屋外で距離を取って会話もない場合はマスクをする必要はない」
山際 大志郎 経済再生相:「子どもたちに我慢させない状況もこれから作っていかなければいけない」
松野 博一 官房長官:「少なくとも2m以上の距離を確保できている場合にはマスクを外すことを推奨している」
海外でマスクを外す動きが進むなか、日本でも屋外でのマスク着用について、見直しの声が上がっています。
まちの人は…。
30代女性(屋外でマスクを外すことに賛成):「きょうも暑くてしんどいので、屋外でマスクを外すことは賛成」
60代女性(屋外でマスクを外すことに反対):「以前より新規感染者が増えてきているのに、充分な距離をとってもやっぱり抵抗がある」
30代女性(屋外でマスクを外すことに迷う):「たくさん人がいるときはつけるし、その場から立ち去るようにする。常にせめぎあっている」
3歳の男の子(屋外でマスクを外すことに反対):「つけていたい。人がいっぱいいるから」

早くマスクのない日々が来てほしい…
北海道医療大学 塚本 容子 教授:「マスクをそろそろ外したいと思うと、自分に都合よく情報を入れてしまう事がある。“屋外”というところに注意が必要だと思う」
「熱中症になりやすい高齢者やお子さんについてですが、人から離れてマスクを外すことは感染のリスクを高めることにはならない。屋外は、屋内に比べて感染のリスクは距離にかかわらず20分の1と言われている。様子を見ながら判断してほしい」