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【公開された水中写真 全10枚】海底の"カズワン船内" 操舵室 救命胴衣…5日も必死の捜索続く 知床

事件・事故 社会 友だち追加

左舷中央出入口、ここから水中カメラが入った(撮影:北海道警 提供:海上保安庁)

 北海道知床半島沖で26人を乗せた観光船「KAZU1(カズワン)」が沈没した事故で、第一管区海上保安本部は5月4日、初めて水中カメラがカズワンの船内に入り撮影した3日の画像を公開しました。

 公開された画像は全10枚で、1階客室のものが6枚、出入口付近が2枚、2階の操舵室からのものが2枚です。

客室後部ドア付近(撮影:北海道警 提供:海上保安庁)

 海保によりますと、3日午後5時17分ごろ、北海道警の水中カメラが、水深約115メートルの海底に沈んでいるカズワンの船内に初めて入りました。

 左舷のドアが開いていて、そこから船内に水中カメラを入れることができたということです。

 オレンジ色のものは救命胴衣だということです。

前部客室最前列(右舷側)(撮影:北海道警 提供:海上保安庁)

 見た限り、船体内に大きな損傷はないということですが、行方不明の人たちにつながる手がかりは見当たらないということです。

 4月23日に起きたカズワンの沈没事故は、5日午前9時現在、乗客乗員26人のうち14人が見つかり死亡が確認されています。

前部客室最前(左舷側、水色の箱の中のオレンジ色のものが救命胴衣とみられる)(撮影:北海道警 提供:海上保安庁)

 海保は5月5日の捜索態勢について、海自、道警とともに船舶9隻で捜索をするほか、航空機は8回フライト予定。午前5時過ぎに1回目のフライトを行いましたが、現場海域の濃霧のため切り上げたということです。

前部客室右舷側2.3列目(撮影:北海道警 提供:海上保安庁)

 6日から定置網漁が始まる地元の漁業船など4隻が、5日も専従して捜索を続けています。

後部客室中央付近(撮影:北海道警 提供:海上保安庁)

 5日午前5時ごろに取材を受けた漁師は、「とりあえず見つけてあげたい。寒い中だから」

船橋内床面(左舷側から撮影)(撮影:北海道警 提供:海上保安庁)

 別の漁師は、「6日以降は、漁をしながら捜索をしていく。(残っている12人を)早く見つけてあげたい。みんなそう思っている」

 その漁師は、「同じ年の孫がいて、(うちの孫も)女の子でよくゲームしていて、(遺品の中には)ゲーム機が入ってみたいなので被ります。(当時は)海の温度が3度しかなかったから相当恐怖だったと思う。怖い思いして…」

船橋内撮影(右舷側から撮影)(撮影:北海道警 提供:海上保安庁)

 5日の捜索については「知床半島を越えて10マイルくらい沖まで行って帰ってくる」と話しました。

後部客室右舷側(撮影:北海道警 提供:海上保安庁)

 5日午前中には、海自の水中カメラで1回目の調査を予定していますが、海流など良いコンディションではないということです。

後部客室(左舷側最前列)(撮影:北海道警 提供:海上保安庁)

 漁師は、最後に「とにかく1人でも見つけてあげたい、ただそれだけです」

水中カメラの撮影位置(客室を上から)

(KAZU1の「ワン」は正式にはローマ数字)

水中カメラの撮影位置(船体を横から)

公開されたカズワン船内の画像と使用は、撮影:北海道警 提供:海上保安庁です。

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