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「回避できた可能性はあった」運航会社の社長"安全管理規程の違反"認める文書 乗客の家族へ配布

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 北海道知床半島沖で26人を乗せた観光船が沈没した事故。運航会社の社長が、乗客の家族に安全管理規程の違反を認める文書を配っていたことがわかりました。

 4月27日に行われた記者会見。

 知床遊覧船 桂田 精一 社長:「(安全管理規程で定められている内容は、守っていたか?)はい」

 会見で、ルールを守っていたことを説明していた桂田社長。

 しかし、この前に行われた乗客の家族への説明会では、運航基準違反を認める文書を配っていました。

 会社の基準では、社長が船長と常時連絡を取れる状態にしておく必要があるとされていましたが、桂田社長は事故当日は不在で、従業員にも適切な指示をしていませんでした。

乗客の家族へ"運航基準違反"を認める文書を配布

 桂田社長は家族説明会で…。

 「運航基準通りに運航を行っていれば、事故の発生を回避できた可能性はあったと思います。大変申し訳ありません」

 自らの責任を認める発言をしていました。

 5月3日、港では…

 石井 祐里枝 フィールドキャスター:「KAZU3(カズスリー)の船体では海保による家宅捜索が始まっています。『安全管理規程』と書かれた文字が見えます」

 海上保安庁は業務上過失致死の容疑で、運航会社が所有する別の観光船カズスリーを家宅捜索し、実態解明を進めています。

 また、天候が回復したことから漁船による行方不明者の捜索が3日ぶりに再開されました。

行方不明者12人の捜索が3日ぶりに再開

 漁業関係者:「できることは少なくなっているが、1日も早く見つかればいい」

 海保などは、引き続き水中カメラなどで残る行方不明者12人の捜索を続けています。

(KAZU1の「ワン」は正式にはローマ数字、KAZU3も同様)

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