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シンリンオオカミ「ジェイ」死ぬ…円山動物園からオオカミ"姿消す"ことに 5月4日~献花台設置 札幌市

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5月3日に死んだシンリンオオカミの「ジェイ」(提供:札幌市円山動物園)

 北海道札幌市の円山動物園で14年にわたり愛されてきた、シンリンオオカミの「ジェイ」が死にました。同動物園のオオカミはいなくなりました。

 シンリンオオカミのジェイは、2005年4月25日に富山市ファミリーパークで生まれ、2008年7月29日に円山動物園に来園。

 とても穏やかな性格で多くのお客さんに愛され、2010年と2011年には、メスのキナコとの間にルーク、ユウキ、ショウの3頭の子どもが生まれました。

 円山動物園によりますと、ここ数年は高齢による食欲不振や、持病の高カルシウム血症の影響はあったものの、定期的な血液検査や治療を受けながら穏やかに過ごしていたということです。

 しかし、3月16日の朝にふらつき、食欲不振、嘔吐の症状がみられ、一度は回復したものの、4月7日ごろから再びふらつき、同月11日には後ろ足にまひの症状が認められ、懸命な治療が続けられていましたが、5月3日の朝に死んでいるのが確認されたということです。17歳でした。

5月3日に死んだシンリンオオカミの「ジェイ」(提供:札幌市円山動物園)

 円山動物園のエゾシカ・オオカミ舎は2008年に完成し、2002年から飼育していたメスのキナコ、アンコに、2008年にジェイがオスとして加わりました。しかしキナコは2013年に死に、子どものユウキは2015年に徳島動物園へ、2019年にルークが病死し、ショウは平川動物園(鹿児島)へ移り、ジェイが死んだことでシンリンオオカミはいなくなりました。

 円山動物園ではオオカミは「飼育を断念する種」としていて、今後新たなオオカミの展示予定はありませんが、教育活動に生かすためにジェイを標本や剥製化することを検討しているということです。

 円山動物園では、5月4日から動物センター受付前に献花台を設置するとしています。

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