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船体らしきもの発見 専門家「多くが船内にいる可能性が高いのでは」「船体さほど遠くに行っていない」分析

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 北海道斜里町の知床半島の、観光船事故の発生から4月26日で4日目。船体らしきものが見つかるまでの動きです。

 第一管区海上保安本部 奥 康彦 総務部参事官:「漁業者から魚群探知機で海底に何か物の影が映ったという情報があった。その場所は海保の潜水士が潜れるところなので、潜って捜査しようと思う」

 海上保安庁によりますと、4月26日午前、観光船が遭難した知床半島の「カシュニの滝」付近で捜索に当たっていた地元の漁船から、水深30メートル付近に「魚群探知機に反応があった」などと連絡がありました。

カシュニの滝付近で魚群探知機が反応

 さらに遭難者のものとみられるものを見つけた漁師も。

 捜索に協力した漁師:「救命胴衣が5つ、リュックが2つ、靴が1つ。(Q:救命胴衣は?)オレンジと黄色、子ども用のもありました。(Q:それはKAZU1に乗ってた人のもの?)KAZU1と書いてあるものはKAZU1で間違いないけど、黄色いものは何も書いてないのでわからない。場所は知床岬からカシュニの滝の間」

捜索にあたる海上保安庁の巡視船

 (上空のヘリより):「現場海域近くでは、海上保安庁の巡視船が確認できます。現在この辺りで隊員らが潜って船の捜索を行っているということです」

 遭難した観光船「KAZU1」は、4月23日、「カシュニの滝付近で浸水した」などと連絡していることから、海上保安庁はこの反応が「KAZU1」の可能性があるとして、ダイバーが捜索にあたりました。

 しかし、天候が悪化してきたため、26日午後2時30分ごろに捜索を中断。これまでのところ手がかりは得られていないということです。

現場の位置関係

 探知機で船体らしきものが見つかったことについて、東京海洋大学の田村祐司准教授は、「知床半島の岸壁近くは、水深が約30メートルくらいだということだが、少し沖にいくと水深100メートルほどになるすり鉢状のところがあるようだ。よって今回、「らしきもの」が見つかったのはカシュニの滝からさほど遠くない場所だと思われます」と解説。

 続けて「魚群探知機のレベルにもよるが、30メートルくらいだと、探知機が「像」をキャッチすることができると思うので、今回見つかったのは船体である可能性が高いと思う」と話しました。

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