遭難の"KAZU1"運航会社が説明会 「情報が少ない」指摘に毎日3回、家族に捜索状況など説明する方針
斜里町では4月25日、事故に遭った人の家族らに対し観光船の運航会社による説明会が開かれました。
現場から中継です。
石井 祐里枝 記者:「はい、斜里町ウトロの宿泊施設「しれとこ村」です。港からは1キロほどの高台にあり、今回遭難事故にあった方の家族もこちらに宿泊しています。午前9時ごろから、観光船カズワンを運航する会社による家族への説明会が開かれました。
説明会は馬場隆(ばばたかし)町長のほか国土交通省の担当者のほか、警察も参加して行われ、午前11時前に終わりました。
発見された際の状況のほか、現在の捜索態勢、また会社の運航体制などについても説明があったものとみられます。
情報が少ないなか、今後は1日3回ほど捜索状況などについて家族に説明をしていくということです。
また馬場町長によりますと運航会社は、今後記者会見を開く予定があるとということです。
ただ、捜索が長期化するなか、家族には疲れもみえます。
家族への説明会が行われた施設の前からお伝えしました」