子ども1人を救助 意識なしの状態で搬送 知床岬約15キロ東の海上で…観光船遭難 残る15人の捜索続く
北海道の知床半島沖で乗員乗客26人が乗った観光船が遭難した事故で、これまでに男女10人の死亡が確認されたほか、子ども1人が救助されました。
この事故は4月23日、知床沖で観光船「KAZU1」が浸水後に遭難したものです。
これまで男女10人が見つかり全員の死亡が確認されたほか、24日夜、新たに子ども1人が知床岬の約15キロ東の海上で意識がない状態で救助されました。
斜里町によりますと、乗客は道内のほか東京、千葉、大阪など9都道府県から来ていたということです。
国土交通省(道運輸局)は海上運送法に基づく特別監査に入るとともに、海上保安庁も業務上過失往来危険と業務上過失致死を視野に捜査を進めています。