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"ウクライナ侵攻"子どもにどう伝える?凄惨な映像目に…悩ましい「保護者の向き合い方」

社会 コラム・特集 友だち追加

 ロシアによるウクライナ侵攻が続き、凄惨な映像などを目にする機会が増えました。悩ましいのが保護者が子どもたちにどう伝え、向き合うかです。マチで率直な意見を聞いてきました。

 小学4年生:「すごく嫌な気持ち。何の罪もないのに殺されるのは、おかしいことだと思う」

 小学3年生:「早く戦争が終わって、人が死んじゃうのはやめてほしい。(友達と話をすることは?)よくあります。ウクライナとロシアの戦争はいつ終わるのかなって」

 不安を抱えながらも自分なりに一生懸命考える子どもたち。では、そんな子どもたちに保護者はどのように接したらいいのでしょうか。

"戦争" 子どもにどう伝える?

 ウクライナ侵攻の映像を子どもに見せるか、保護者は…

 4歳と6歳の子どもがいる保護者:「そこまで心配は。モザイクもかかったりしてるし」

 小学3年生の子どもがいる保護者:「極力見せてない。まだ小学3年生には正しく理解できないかなと思い見せてない」

 4歳の子どもがいる保護者:「戦争が起こっているんだよって話をして、以前から絵本などで戦争の話はしていたので。戦争はダメだね。爆弾はダメだよねって話をしている」

 マチではさまざまな意見が聞かれました。

 今回、UHBではSNSを通じて緊急アンケートを実施。 結果は「すすんで見せる」「興味があれば見せる」があわせて52.5%、「長時間は見せない」「全く見せない」があわせて47.5%と、見解が分かれました。

「映像や音を直接受け取る可能性がある」室蘭工業大学 前田 潤 教授

 子どもの心理に詳しい専門家はどう捉えているのでしょうか。北海道臨床心理士会に所属する室蘭工業大学ひと文化系領域 人間・社会ユニットの前田潤教授は…

 室蘭工業大学 前田 潤 教授:「小さな子供はなるべく未就学児はそういう映像を見ないように配慮することが大切。文字が読めなかったり前後の文脈が理解できず映像や音を直接受け取る可能性がある」

「まずは時間を制限する」東京女子大学 前川 あさ美 教授

 一方、東京女子大学心理・コミュニケーション学科の前川あさ美教授は「時間を制限し、情報の受け止め方を一緒に考えること」が大事だと指摘します。

 東京女子大学 前川 あさ美 教授:「まずは時間を制限する。現代社会を生きるときに完全に情報をシャットアウトするのは現実的ではない。情報とどう付き合うか(が重要)」

 専門家は「子どもの言葉と気持ちに耳を傾けること」が、特に重要だとしています。

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