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戦火を逃れ北海道へ避難 札幌在住のウクライナ人女性が母親と再会…今後の支援のあり方は

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 ロシアによるウクライナ侵攻が始まって、1か月半あまり。

 北海道内に住むウクライナ人女性が、避難してきた母親と再会を果たしました。今後の支援のあり方は?

 4月10日、札幌在住ウクライナ人のベロニカ・クラコワさんは、新千歳空港で待ちに待った母親との再会を果たしました。

 札幌在住ウクライナ人 ベロニカ・クラコワさん:「来たよ、来た。久しぶり!」

ウクライナから避難してきた母と再会

 ベロニカさんは、母国に残してきた母親の身を案じる、札幌在住のベロニカ・クラコワさん。

 母親のナタリアさんの自宅は、激しい戦闘が続いたウクライナ南東部のザポリージャ州です。

 札幌在住ウクライナ人 ベロニカ・クラコワさん:「すごく心配でザポリージャに残っている母親を、どうやって避難させたらいいか調べた」

 しかし、現地では避難をするにもできない状況が続いていました。

 札幌在住ウクライナ人 ベロニカ・クラコワさん:「移動中にロシア軍に殺されるかもしれないので怖い。自宅近くにあるシェルターに避難した方がいいと考える人も多い」

身近に迫るロシア軍の恐怖も

 父親のオレグさんはトラックの運転手をしていましたが、政府軍に参加。

 ひとり残された母親のナタリアさんは、シェルターで暮らしていましたが状況は悪化。

 首都キーウ周辺では多くの民間人の遺体が見つかり、ウクライナ当局によると1222人の死者が確認されたということです。

 こうした中、ナタリアさんは避難を決断。3月26日に鉄道とバスを使ってポーランドに逃れました。その後、ベロニカさんが飛行機を手配。4月10日午後、北海道へ到着しました。

 札幌在住ウクライナ人 ベロニカ・クラコワさん:「来たよ、来た。久しぶり!」

 母親との再会を果たしたベロニカさん。侵攻が始まってからは、気が気ではない日が続きました。

再会後の親子の2ショット

 親子は寿司を楽しむなどして、再会を喜びました。今後、ナタリアさんは札幌市の市営住宅で生活していく予定だということです。

道庁や札幌市なども受け入れを進めている

 ウクライナから北海道に避難している人は、4月8日現在で8人(道庁調べ)です。

 ベロニカさんの母親など、避難してくる人は増えているということです。

 札幌市では市営住宅15戸を確保。避難民に無料で提供します。

 また、「札幌市リユースプラザ」や「リサイクルプラザ」では家具や食器などを無料で提供しています。

 北海道なども、道営住宅70戸を確保し、今後も住宅の確保を進めるということです。

 避難してきた人たちは見知らぬ場所に来るので、孤立化しないような支援も求められています。

  • みんテレ