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「ヤングケアラー」支援する条例 道議会で可決 オンライン相談の活用で積極的な支援へ

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 家族の介護や世話を担う子ども「ヤングケアラー」を含む介護する人たちを支援する条例が3月24日の道議会で可決、成立しました。

 高校1年生 雫さん(16歳・仮名):「かゆいところはないですか? 」

 雫さんの祖母:「ないです」

 祖母の介護をしている旭川市の高校1年生、雫さん。

 買い物や料理などの家事のほか、お風呂やトイレの介助もしています。

 北海道が行った調査では、北海道内の中高生の約3.5%が介護をする子ども、ヤングケアラーにあたるとされていていて、学業などへの影響が懸念されています。

北海道内の中高生の約3.5%が"ヤングケアラー"にあたるとされている。

 そして、3月24日の道議会でヤングケアラーを含む、介護する人たちを支援するための条例が成立しました。 

 介護する人たちが、健康で孤立することなく暮らすことができるようにすることが目的です。 

 北海道がこの問題を多くの人に知ってもらい、相談の場を確保する責務を負うとされています。

 祖母の介護をする雫さん。 

 介護の悩みを相談する場がありません。

 宿題をする時間がなくても、学校の先生から理解してもらうことができず、苦しい時期もありました。 

相談の場を確保し孤立してきた子どもたちの支援へ

 条例成立を受けて…。

 高校1年生 雫さん(16歳・仮名):「(条例が成立したことが)一番良かった。いろんな人にヤングケアラーを知ってもらいたい。辛さを分かってほしい」

 雫さんの祖母:「(条例の成立は)大変ありがたいことです。私ばかりに構ってたらかわいそうなこともある。少しでも負担を減らしてあげたい」

 これまでヤングケアラーへの支援はほとんどありませんでしたが、北海道は新年度からオンラインでの相談などをより積極的に進める考えです。

 孤立してきた子どもたちが、一人ではないと実感できる支援が求められています。

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