千島・日本海溝での地震は"避難と防災対策"で死者を8割減らせる M9クラスで死者19万9000人想定
北海道から東北地方太平洋沿岸の千島海溝や日本海溝沿いの巨大地震について、政府の中央防災会議は3月22日、防災対策で死者を8割減らせるなどとする報告書をまとめました。
千島・日本海溝でマグニチュード9クラスの巨大地震が発生した場合、北海道と東北の沿岸には、巨大な津波が押し寄せ、最大で19万9000人が死亡すると想定されています。
政府の中央防災会議作業部会は、迅速な避難など防災対策を徹底することで、死者数を8割減らすことができるとする報告書をまとめました。
また、この付近で、マグニチュード7クラスの地震が起きた場合、続いて起こる可能性のある巨大地震に備えるよう、注意を呼びかける必要があるとしています。