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「毎日泣いている」「歴史を繰り返していいのか」ロシアのウクライナ侵攻に高校生も訴え…高まる平和願う声

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 ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が始まってから、まもなく1か月が経とうとしています。

 「戦争反対」を訴え、約200人が集まった抗議集会の現場で、直接思いを聞いてきました。

 3月20日日曜日のJR札幌駅前。ロシアへの抗議集会が開かれる1時間前から、ある作業が始まりました。

 千須和 侑里子 キャスター:「抗議集会が行われる駅前広場では青いエリアと黄色いエリアにわかれています。黄色いエリアは映像に映ると様々な影響が懸念される方が立つエリアです。そういったリスクを抱えてもなお、反戦を訴えたいという人が続々と集まって来ています」

歩道を区切る青と黄色のテープ

 それぞれの思いを胸に始まった抗議集会は、20日で4回目。私が集会を取材するのは初めてです。

 集まったのは年齢、性別、国籍も様々な約200人です。

4回目の抗議集会に続々と人が集まる

 ベラルーシ国籍の参加者:「とてもつらい気持ちです。毎日泣いています。自分の国、自分の国民が殺されている気持ちで見ています」

 ウクライナに軍事侵攻を続けるロシア軍は、20日も市街地や住宅へ攻撃。市民の犠牲者は少なくとも900人以上にのぼり、国内外へ避難した人々の数は1000万人を超えました。抗議集会に参加した高校生は…

 参加した高校生:「いままでの戦争で人が死んだことを知っているじゃないですか。(戦争の)歴史を繰り返していいんですか。いま話すことで今までと違う道を歩むことができると思う」

平和を訴える高校生の姿も

 ウクライナ人でウクライナに妹を残してきた男性は…

 ウクライナに妹がいる男性:「僕の妹は12歳で今爆撃されているマリウポリから安全な場所に避難したが、夜中寝ている時に爆撃された夢を見て常に叫んでいる。日本政府はロシアに対して強い制裁、ロシア製品を買わない、ロシアに資金力を与えないことを議員を通じ政府に働きかけてほしい」

 一方、ウクライナからの避難者の受け入れも。

 20日旭川空港に到着した、在留邦人の降籏英捷さん(78)や孫娘など4人。

日本へ避難してきた在留邦人の降籏英捷さん

 降籏さんは第二次世界大戦後、樺太、現在のサハリンに残留し、その後ウクライナで50年以上暮らしていましたが、当面は旭川の妹の自宅に滞在することにしています。

 戦火にさらされるウクライナの状況に、日に日に高まる平和を願う声。抗議集会は、侵攻が続く限り毎週日曜日に行われるということです。

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