パワハラ旭川医大学長 "解任"ではなく"辞任"に…選考会議「早期に新体制へ、ベストではないがベター」
学長によるパワハラなどの問題が相次いだ北海道旭川市の旭川医科大学。
文部科学省は3月3日付で吉田晃敏学長の辞任届を承認したと発表しました。
旭川医大の吉田晃敏学長を巡ってはパワハラや職務中の飲酒など不適切な行為が確認されたとして、2021年6月に学長選考会議が文部科学大臣に解任を求めていたほか、吉田学長も辞任届を提出していました。
旭川医大の学長選考会議が2022年2月、解任の申し出を取り下げたため、文部科学省が辞任届を承認しました。
旭川医大 学長選考会議 奥村 利勝 議長:「(選考会議で)解任を取り下げ(文科相に)辞任を受理してもらい、早期に新体制に移行するように要望するのが妥当だろうと。ベストではないがベターということ」
次期学長には学内の選考会議で決定した西川祐司副学長が4月1日付で就任する予定です。