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"核のごみ"調査の是非めぐる村長選挙…現職・高橋昌幸氏が当選 36年ぶり村民の選択 北海道神恵内村

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当選した高橋昌幸氏

 いわゆる"核のごみ"の最終処分場選定をめぐる文献調査の是非が最大の争点となっている北海道神恵内村の村長選挙の投開票が2月27日行われ、現職の高橋昌幸氏が6回目の当選を果たしました。

 36年ぶりとなった神恵内村の村長選挙には、無所属で6期目を目指す現職の高橋昌幸候補(71)と、新人で食品卸会社元社長の瀬尾英幸候補(79)の2人が出馬し、選挙戦を繰り広げてきました。

 神恵内村では2020年から高レベル放射性廃棄物、いわゆる"核のごみ"の最終処分場選定をめぐる文献調査が行われ、調査の是非が最大の争点となっていました。

 投票は27日午後6時に締め切られ、投票率は89.24%。午後7時からの開票作業で、現職の高橋昌幸氏の当選が決まりました。

 選挙戦で脱原発を主張した新人の瀬尾さんに対し、高橋さんは、文献調査の次の「概要調査」に進む際は「村民の意見を十分に聞いて決断する」と訴えてきました。

 "核のごみ"をめぐる首長選挙は、北海道では寿都町に続き2回目で、いずれも現職が当選。第2段階の概要調査に進む際は知事の同意が必要とされていて、鈴木知事は反対の姿勢を表明しています。

【開票結果】
・高橋昌幸氏:559票
・瀬尾英幸氏: 48票

 当選した高橋氏は、「小さな村ですが全員心を一つにして頑張れば10万人の市にも負けない。村民の皆さんが神恵内に生まれてよかった、住んでよかった。ここに住んで皆で仲良くしてよかったと思って人生を送ること。これからもお力をお借りしながら、この思いをみんなで共有できるよう私も先頭に立って頑張りたい」と決意を述べました。

 会見で核のごみの文献調査の次に進む際のことを問われると「文献調査の結果次第。調査に協力はする」という姿勢を示した上で、「国の姿勢は神恵内村か北海道がだめと言えばそこで終わりと言っているので、どちらかが言えば終わりだと思っている」とし、住民投票をする考えがあるかとの質問には「あまり無駄なエネルギーは使う必要はないと思っている」と語りました。

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