今夏の「参院選北海道選挙区」 立憲民主党2人目の候補者に"石川知裕氏" 2議席獲得目指し擁立を決定

石川知裕氏の擁立を決めた立憲民主党道連の会見(2022年2月26日)
今夏の参院選に向け、立憲民主党北海道連は2月26日、2人目の候補として元衆議員議員の石川知裕氏(48)の擁立を決定しました。週明けにも党本部に石川氏の公認を申請します。
同党は既に現職の徳永エリ氏(60)の公認を決定していて、道連が公募していた2人目の枠に、石川氏と松山丈史道議が応募。道連は26日の選考会議で、石川氏の擁立を決定しました。
道連の逢坂誠二代表は、石川氏に決めた理由について、衆院議員を3期務めた政治経験と知名度を評価したとしています。
道連は週明けにも党本部に公認を申請するとしていますが、国民民主党や支援母体の連合北海道とも調整を進める必要があり、無所属で出馬する可能性もあるとしています。立憲民主党としては、参院選への不出馬の意向を示している鉢呂吉雄氏の後継に石川氏を擁立することで、2議席の獲得を目指します。
参院選北海道選挙区(定数3)では、これまでに自民党現職の長谷川岳氏と新人の船橋利実氏、共産党新人の松橋千春氏、「NHK受信料を支払わない国民を守る党」の斉藤忠行氏が出馬を表明しているほか、幸福実現党の森山佳則氏が立候補を予定しています。