2日連続2000人台…3か所目の「入院待機ステーション」運用開始 自宅療養者の重症化予防へ 札幌市
北海道札幌市の2月4日の新型コロナウイルスの新たな感染者は、2日連続の2000人台となる見通しです。
函館市でも、200人を超える感染者が確認される見通しで、北海道各地に感染が拡大しています。
こうした中、札幌市は急増する自宅療養者の重症化を防ぐため、市内3か所目となる入院待機ステーションの運用を4日から開始します。
感染の拡大に伴い、急増する自宅療養者の重症化を防ぐため、札幌市は白石区に市内3か所目となる入院待機ステーションを開設し、4日から運用を開始します。
入院待機ステーションは、自宅で療養している患者の症状が悪化して救急搬送された際、入院先の病院が決まるまで、一時的に待機する施設です。
医師や看護師が24時間体制で最大50人を受け入れ、点滴や酸素投与などの治療を行うということです。
札幌市では、3日時点で209人が入院し、宿泊療養者は169人、自宅療養者などは1万2000人を超えています。