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営業損益"過去2番目の赤字"…回復気味の鉄道運輸収入&基金の一部売却で黒字確保も「一時的」JR北海道

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JR北海道の会見(2022年2月2日)

 JR北海道の2021年度の第3四半期決算が、本業のもうけである営業損益が506億円の赤字となり、過去最大だった前年度に次ぐ2番目になりました。

 JR北海道の第3四半期(4~12月)で過去最大の営業損益の赤字は、前年度の579億円で、2021年度はそれに次ぐ506億円となりました。

 鉄道収入は緊急事態宣言の解除後の10月以降に持ち直し前年度より回復したものの、感染拡大前と比べると5割程度にとどまり、依然厳しい状態が続いています。

 一方、グループ全体の最終利益は、国からの経営安定基金を一部現金化し、過去最大の335億円の売却益となったことで56億円の黒字となりましたが、「貸付資金を確保する過程で生じたもので一時的」としています。

 JR北海道の綿貫泰之副社長は「上期から見たら第3四半期は緊急事態措置の解除や、ワクチンの効果もあって収入的には改善した。しかし、上期は新型コロナの影響を受け、累計では本業を表わす営業損益でかなり悪い状況。経営安定基金で一時的な益を出して黒字になっているが、当初から立てた目標は下回っており、今のオミクロン株の状況、また冬季経費の状況もみるとやはり厳しい」としました。

JR北海道

 また会見では、1月28日に沿線自治体の協議会で「バス転換」の方針が確認された根室線の富良野‐新得について「沿線の自治体には苦渋の選択をしてもらったと理解している。その中で、これから具体的なバスのルートを含め、それに対する支援の額や転換した場合の根室線の橋梁の撤去費なども費用として計上するが、正式に決まってから。具体的にはこれから事務レベルで色々な協議を行うので、できれば年度内にある程度姿が見えるよう目指していきたい」と話しました。

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