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2日連続で最多更新…強まる"医療への負荷" 専門家「病床使用率低くてもこれまでより厳しい状況」指摘

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 北海道内では2月3日、新型コロナウイルスの新たな感染者が札幌で2233人、函館市で215人、小樽市で65人と、それぞれ過去最多の感染者数を更新しました。

 全道の感染者数も3788人となり、2月2日過去最多だった3587人を201人上回り、2日連続で過去最多を更新しています。

全道に加え札幌・函館・小樽市で過去最多を更新

 3日時点の道内の病床使用率も30.7%となっています。地域別には、札幌では35%、札幌を除く道央圏で34.6%、十勝圏で30.7%の病床が使用されていて、医療への負荷が高まっています。

若年・高齢者層を含め感染が拡大

 北海道内の感染者の1月28日~2月3日までの年代別割合を見ると、幅広い世代に広がっているのがわかります。

 北海道医療大学の塚本容子教授は、「気になるのは60代以上と10歳未満の増加」に着目します。

 この年代をあわせると3割近くなっていて、「子どもがいる家庭で誰かが感染し、医療機関、高齢者施設に広がっている。病床使用率は低くても、いま高齢者施設でクラスターになれば病院に行ける状況ではないことをわかってほしい」と話します。

入所者に加え看護師も3分の1が感染…

 北海道内のある高齢者施設の状況です。

 看護師12人で昼夜2交代。1・2階を2人で約50人ずつを担当しています。

 それぞれの階で入所者30人と25人、看護師も計4人感染し、8人の看護師で分担し休みなく働く状況だということです。

 入院患者が少ないため病床使用率は高い数字ではありませんが、塚本教授は「応援の看護師が欲しいが、手が回らない。アルファ株やデルタ株で感染が広がった時よりも現場は厳しい状況になっている」として、感染を広げないことの必要性を指摘しています。

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