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症状出た同居者は検査せず「みなし陽性」導入…医療の負担軽減へ 濃厚接触者の"待機期間も短縮" 北海道

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 北海道では2月3日、過去最多となる3788人の感染が確認されました。

 これまでにない感染の急拡大で、医療現場の負荷が強まっていることを受け、道は2月3日、対策本部会議を開き、検査をせずに、医師が症状を聞いて陽性判断をするいわゆる「みなし陽性」を導入すると明らかにしました。

 鈴木 直道 北海道知事:「同居家族などの濃厚接触者が有症状となった場合、検査を行わず、医師の判断により患者と見なすとされ、北海道も本日からその運用を行う」

 感染の急拡大で、発熱外来など医療機関にかかる患者が急増していることを受け、北海道は陽性者の家族など濃厚接触者について医療機関の検査がなくても陽性と判断できるいわゆる「みなし陽性」を3日から導入しました。 

 対象となるのは陽性者の家族など同居している人で、発熱などの症状がある場合、医療機関での検査を受けなくても、医師が電話やオンラインなどで陽性を判断することができます。

 医療機関の負担軽減とともに感染者急増で検査や診察を受けられず、感染の有無すら確認できない自宅療養者が増える中、不安解消の材料となりそうです。

病床使用率は30%を超える状況が続く

 北海道の対策本部会議のポイントは以下の通りです。
・病床使用率:全道30.1% 札幌市32.3%
・「みなし陽性」導入
・厚別区に「北海道ワクチン接種センター」設置(11日から)
・3月から5~11歳のワクチン接種開始へ

北海道は「感染者と同居」を「みなし陽性」の条件に

 北海道が導入した「みなし陽性」の仕組みは、感染者の同居人に発熱やせきなどの症状が出た場合、「検査を不要」とし、医師が診断。届け出ることで「みなし陽性」となります。

 保健所から健康観察の連絡が来る流れです。

札幌市は検査キットを持ち込んでも可

 ただ、すでに導入している札幌市や旭川市と一部運用が違います。

 北海道は感染者と「同居」が条件ですが、札幌市では「一人暮らし」や自身で受けたPCR検査で「高リスク」と判定された場合、キットを医療機関に持ち込んで診断してもらうことができます。

 北海道医療大学の塚本容子教授は「新規感染者は増えるが、検査ができないので仕方がない。医療機関に感染が持ち込まれない対策にもなる」と一定の評価をします。

同居家族の待機期間は短縮へ

 濃厚接触者の待機期間も2日から短縮されました。

これまで:感染者の同居家族の待機期間は最大計17日間
2日から :感染者の療養期間中に同居家族が7日間までに発症しなければ待機を解除
※自宅内でのマスク着用など感染対策を始めた日の方が遅ければ、その日から計算

 塚本教授は、「子どもなどはマスク着用ができない場合もあるので、7日間と単純に理解するのではなく、条件があることを覚えておいてほしい」としています。

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