北海道に、ユーがいる。|北海道文化放送 北海道に、ユーがいる。|北海道文化放送


MENU CLOSE
検索

感染者の約3割が10代以下 家族が"自宅待機"で欠席する子も…学びの場どう守る? 教育現場の試行錯誤

社会 友だち追加

 感染が急拡大するなか、子どもたちの学校生活にも影響が出ています。

 北海道教育委員会によりますと、1月17日から23日までの1週間に、学年閉鎖や学級閉鎖をした学校は166校に上り、休校が24校となっています。

 こうした中、道内では1月27日の感染者の約3割を10代以下が占めるなど、子どもにも感染が拡がっています。教育現場では学びの機会を維持するため試行錯誤の日々が続いています。

モニターを通じ授業に参加する児童

 釧路市では1月に入り、市内の小中学生240人以上の感染が確認され、学校側は対応に追われています。

 教室のテレビ画面に映し出されているのは、自宅からオンラインで授業に参加する児童。

 学級閉鎖はしていませんが、同居する家族が自宅待機となった児童や、感染への不安で欠席する児童が増加。オンラインで対応しています。

オンラインの児童にも積極的に声掛け

 先生:「式教えてくれる人」

 児童:「はーい!11ひく3は8!」

 自宅にいる子が授業に置いていかれないよう、教師が頻繁に画面上を気にかけ声をかけます。

 北海道教育大学附属釧路義務教育学校 高瀬 航平 さん:「やむを得ず登校を見合わせる判断をする家庭は多くなっている。オンラインで顔が見えることで子どもたちもつながっているという安心感が相当あると思う」

オンライン学習のメリットも

 一方、クラスターの発生で現在14クラス、約420人の学級閉鎖をしている旭川市の高校もオンライン授業で対応。負担もある一方、メリットも感じているといいます。

 旭川実業高校 笹森 務仁さん:「何回も生徒が動画を見ることができるのはプラスに働いていると思う。撮っている我々もどういう授業をやっているのか見直すことができる」

 さらに…

生徒1人1人の心のケアは欠かせない

 教師:「期間中に気になることや不安なことがあれば」

 生徒:「寮とか学校での交流がすごく減ったのが悲しい…」

 3日に1回ほど生徒1人1人とオンラインで面談。生徒の顔を見て、健康状態の確認のほか、心のケアも忘れません。

 子どもたちの学びを止めないために。教育現場の試行錯誤は続きます。

各家庭のオンライン環境に配慮を

 学校現場で広がるリモート授業について北海道科学大学の秋原志穂教授は「接触の機会を減らすことが一番の感染対策になるので、リモートが可能ならば使うのは良い事」とコメント。

 ただ各家庭の通信環境に差があるので、Wifi環境がない人は学校に来て学内でオンライン授業を受けられるようにするなどの支援策を講じる必要もあると指摘しました。

  • みんテレ