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「感染のスピードについていけない」保健所の"濃厚接触者の調査中止"へ…医療支援業務にシフト 札幌市

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秋元札幌市長の会見(2022年1月20日午後4時すぎ)

 札幌市の秋元克広市長は1月20日、新型コロナウイルスの新規感染者が急激に拡大していることを受け、保健所の体制を強化するとともに、現在行っている「濃厚接触者の積極的疫学調査」をやめて業務を重点化する方針を明らかにしました。

 20日は札幌市で過去最多793人の感染者が確認され、2日連続で最多を更新しています。

 20日は北海道全体でも2日連続で最多を更新する1437人の感染者が確認されていて、感染の急拡大が止まりません。

 秋元市長は、今後感染者の急増で保健所の体制を通常の300人から900人体制へ増員しても、業務がひっ迫することが予想されるなどとして、「業務の重点化」をするとしました。

 これまで感染者の行動歴を最大2週間さかのぼり「濃厚接触者の調査」をしてきましたが、3日くらいで発症するとされる「オミクロン株」の感染のスピードについていけないとして止めることにしました。

 今後、陽性となった場合は、速やかに自分で感染の可能性のある人や勤務先などへの連絡をすること。連絡を受け、感染の可能性がある無症状の人は、自分で10日間の健康観察をすることに変更になります。

 流れは札幌市のホームページに「WEB版の#7119」を21日午後1時に開設し、確認できるようになるということです。

 感染不安がある無症状の人は、無料で検査を受けられる場所を活用してほしいとしています。

 これにより、医療を必要とする人へ速やかな連絡と入院の判定や、自宅療養者の健康状態の把握、同居家族の確実な検査、病院や介護施設など高リスク施設への積極支援などに保健所業務を重点化したいと説明しました。

 秋元市長は「オミクロン株が最大限の注意が必要であることを理解して、基本的な感染対策をとってほしい」と理解を求めました。

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