「寂しい」「勇気あると思っていた」さっぽろ雪まつり"2年連続の雪像断念"しオンラインに…市民から賛否
2年続きで事実上の中止です。2月5日に開幕予定だった「さっぽろ雪まつり」。
実行委員会は大通会場に雪像を設置せずオンラインで開催する方針を固めました。
さっぽろ雪まつりは2月5日から8日間の日程で、2年ぶりに札幌の大通公園に雪像を作るかたちで開催される予定でした。
しかし、感染力が強いとされるオミクロン株によって全国で感染者が急増。札幌でも17日まで3日連続で新たな感染者が300人を超えました。
これを受け、実行委員会は雪像の設置を中止する方針を固めました。
雪まつり開催については秋元市長も先週、「通常通りの開催は難しい」と述べ、感染が急拡大するなかでの開催に懸念を示していました。
雪まつりは2021年、新型コロナの影響で初めて事実上の中止に。
冬の祭典が2年連続で開催されない事態に市民は。
札幌市民:「やっぱり寂しい。こういう時期だからコロナが収まるまでは仕方ない」
札幌市民:「小規模でもやってほしかった」
札幌市民:「(オンラインでやる)意味があるのか。見る人がいるのですかね」
札幌市民:「これだけオミクロンが騒がれていて決行するだけで勇気あると思っていた。もっと早く中止にしても良かった」

2年連続で「オンライン開催」へ
実行委員会では、市民が投稿するフォトコンテストなどオンラインでの開催を準備するとしていますが 2年続けての中止は北海道経済にも影響を及ぼしそうです。