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どう伝える?未明に発表の「津波注意報」…異例の事態に自治体は"サイレンやSNS"活用しながら困惑も

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 1月16日は不安な中、一夜を過ごした方も多いのではないでしょうか。トンガ沖の火山噴火で発生した津波。

 北海道内にも到達した想定外の津波に、北海道民や自治体はどう対処したのでしょうか?

 水上 孝一郎 記者:「午前0時すぎ、函館市内に注意を促すサイレンが鳴り響いています」

 寝静まった街に響く防災無線…。

 15日午後1時ごろ、南太平洋のトンガ沖で発生した火山噴火の影響で、北海道内の太平洋沿岸部でも津波が発生しました。

「トンガ沖」の火山噴火による津波が発生

 田中 うた乃 記者:「津波を観測した浜中町です。このように閉められ、町に水が入ってこないよう対策されています」

 浜中町霧多布港では、北海道内で最も高い、90センチの津波を観測。岸壁を超えた津波で港が冠水したところもありました。

 津波注意報が発表され、北海道釧路市など8市町、26か所で避難所が開設、あわせて178人が一時避難しました。

釧路市など8市町、26か所で避難所を開設

 釧路市で避難した男性:「携帯電話に通知が来たので、それで気が付きました。東日本大震災などありましたので、万が一を考えて避難しました」

 北海道太平洋沿岸では、8か所で津波を観測。北海道によると、被害の報告はないということです。

 一方、浮き彫りとなったのは、深夜の津波注意報をどう住民に伝えるか、その難しさです。

 (Q.いつ気づいた?)
 釧路市民:「午後9時ごろかな?携帯電話に情報が入ったりする。それが出ていたのを全然知らないでいました。

 函館市民:「注意報は携帯電話で知りました。(店には)来ていない。テレビで確認したから見に来る必要がないし恐ろしいですよ」

 北海道函館市は、防災無線などで周知しました。

 函館市 総務部災害対策課 上野 祐二 課長:「どういう情報がくるかわからないということで、こちらもどういう対応になるのか先が見えない。何日も続くものなのか、わからない中で対応していた」

 50センチの津波を観測した釧路市では…

 釧路市 佐々木 和史 防災危機管理監:「SNS関係では、フェイスブックで情報発信しているが、それ以外のSNSも検討している」

多くのSNSを活用する検討も

 ただ、今回の津波注意報は、かなり異例の発表。自治体の対応に専門家は。

 北大地震火山研究観測センター 高橋 浩晃 教授:「特に沿岸に住んでいる方は、心配された方もいると思います。いくつかの自治体では、きちんと避難所も開設しているので、場所によって、適切な対応をとっていただけたのではないかと思います。今後、津波警報に切り替わるかもしれないなと思って、いつでも避難ができる体制をとっていただくことも必要だと思います」

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