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"まん延防止"指標に病床使用率以外の2つ達する 専門家「来週は到達か…医療従事者の確保の重要性」指摘

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 鈴木知事が改めて警戒感を高めるよう呼びかけました。

 新型コロナウイルの急拡大を受け、北海道は医療がひっ迫し病床使用率が20%を超えた場合、「まん延防止等重点措置」の要請を検討する考えを示しました。

 鈴木 直道 北海道知事:「コロナ慣れということがあるかもしれないが、感染力が強いというオミクロン株の感染のスピードと拡がりの大きさを念頭に置いて、今一度警戒感を高めていただきたい」

 北海道内では1月14日、新たに新型コロナウイルスの感染者が札幌で194人、石狩地方で75人などあわせて467人が確認され、約4か月半ぶりに400人を超えました。

 鈴木 直道 北海道知事:「病床使用率20%の水準を超えることが確実な状況となった場合、『まん延防止等重点措置』を含めた対策を迅速に講じることができるよう検討を」

 北海道内では、国に「まん延防止等重点措置」を要請する目安となる「人口10万人あたりの1週間の「新規感染者数」と「療養者数」が基準を超えました。

 一方で「病床使用率」は10.8%と目安を下回っていて道は今後の医療への負荷を慎重に見極めるとしています。

 また、「オミクロン株の感染疑い」の割合は13日までの直近1週間で57.9%となり急激な置き換わりが進んでいます。

「病床使用率」の指標はまだ「まん延防止」レベル以下

 北海道が設定した「まん延防止等重点措置」要請の目安となる「レベル2」の指標では、「新規感染者数」と「療養者数」が上回るものの、「病床使用率」は「20%」に対し「10.8%」にとどまり下回っています。

 北海道医療大学の塚本容子教授は、「数字に余裕があるようにみえるが先週からは増えていて、来週には20%超える数値も予想される」として「スピード感もって対応しなければならない」と指摘します。

感染拡大で「医療従事者の確保」が課題に

 東京都では病床使用率が20%で「まん延防止」、50%で「緊急事態宣言」と設定する中で、「医療従事者の確保」が課題になっていると言います。

 塚本教授は「病床使用率だけではなく、市中の感染者が出ると医療従事者が感染または濃厚接触者となり欠勤することになる。今後感染者が増えた時に、医療従事者をどう確保するか掘り起こしていく必要がある」としています。

感染者が増加傾向の中で学校の始業式や雪まつりの予定も

 北海道内では、感染が急速に拡大していますが、札幌市では14日に中学校の始業式、19日に小学校が始業式を迎え、2月には縮小した規模で「さっぽろ雪まつり」が予定されています。

 塚本教授は、家庭内感染が増えるのを止めるのは難しいとした上で、「感染者が増えた時に社会活動に影響が出ないようすべての分野で行動計画を策定することが求められている」としています。

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