北海道に、ユーがいる。|北海道文化放送 北海道に、ユーがいる。|北海道文化放送


MENU CLOSE
検索

高層ビル続々…進む札幌中心部の再開発 北海道の"文化発信"した「4プラ」は50年惜しまれつつ閉店へ

道内経済 コラム・特集 友だち追加

大通公園の南側でも再開発が進む

 2022年の秋に商業施設の「イケウチゲート」が開業を予定しているほか、2023年には狸小路に建設中の水族館を併設した高層マンションが。そしてススキノには映画館やホテルを整備した商業ビルが相次いでオープンします。 

 新しく生まれ変わる建物がある一方で、歴史に幕を下ろすビルも。1971年に開業したファッションビル「4丁目プラザ」です。

1971年開業当時の4丁目プラザ

 建物の老朽化に加え、耐震性にも問題があるとして1月31日に閉店します。

 「4プラ」最後の初売りには別れを惜しむように道内各地から多くの人が訪れました。

 旭川市から:「旭川から来ました。若者に合うようなブランドや雑貨がいっぱいあった。値段も安いし、よく買いに来ています」

 石狩市から:「買い物に)行くところがなくなっちゃうので悲しい」

 石狩市から:「嫁には言えない思い出がいろいろある。なくなるのはすごく悲しい」

 札幌市内:「10代から通って、成長とともに欲しい服も変わったけれど、それでも4プラに来たら欲しい服がある。閉店はさみしい。時代が変わるんだな」

 開業から50年を振り返る冊子の制作を手掛けた出版社社長でエッセイストの和田由美さんに、4丁目プラザ誕生のきっかけを教えてもらいました。

喫茶店や新聞社が並ぶ十字街の一角

 エッセイスト 和田 由美さん:「札幌冬季五輪が1972年2月に行われたが、その前に駅前通りに小さなお店が並んでいたところを全部ビル化していった。小さな店は入居する場所が少なくなるので、ビルに入居する形になった。それが4プラにつながっていく」

 喫茶店や新聞社、証券会社などが立ち並んだ十字街の一角も道路の幅を広げる工事の対象になりました。そこで、地権者が共同でビルを建設。当時はまだ珍しかったファッションビルの「4丁目プラザ」が誕生したのです。

 エッセイスト 和田 由美さん:「大通地区に4プラができたのが一番大きかった。地場のファッションビルができるのはすごいこと」

  • みんテレ