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【速報】今週内にもカズワン"引き揚げ"へ 民間作業船「海進」"飽和潜水"装置積み 網走港入港

事件・事故 社会 友だち追加

早潮丸にけん引されて網走港に入港する海進(写真左が海進、北海道網走市=2022年5月17日午前9時ごろ)

 北海道知床半島沖で26人を乗せた観光船「KAZU1(カズワン、19トン)」が沈没した事故で、水深115mに沈んだカズワンの調査、引き上げの為「飽和潜水」の装置を積んだ作業船「海進」と「早潮丸」が、5月17日午前、網走港に到着しました。

 19日にも潜水士の飽和潜水による船内と船外の捜索が始まる見通しです。

捜索は2日間の予定で、終了後に船体の調査を行い、関係者は「天候次第だが、週内にカズワンの船体引き揚げ作業に着手し、早ければ22日、23日にも船体が引き揚げられる可能性がある」との見通しを示しています。

 海進は、17日午前9時20分ごろ、早潮丸にけん引されて網走港に入港しました。

 また、17日午前9時ごろ、北海道運輸局は知床ウトロ地区の観光船事業者の事務所に緊急安全点検に入りました。

 第一管区海上保安本部によりますと、5月17日は、知床半島沖を含めた現場海域では、海保、海自、北海道警の船舶7隻が海上からの捜索を続けています。

 上空からは、海保、海自、道警、道の防災ヘリなど7機が7フライトを予定し、上空からの捜索を行います。

 また、海保の巡視船「えりも」と「もとうら」の2隻が国後島周辺海域での捜索を続けています。

 海岸線では、道警釧路方面本部の13人が、5月16日から沈没したカズワンの知床半島を挟んで反対側、羅臼側の海岸線で捜索を開始しています。

 捜索は、北海道標津町を出発して、9人が3か所に分かれて、1組あたり海岸線の約20~25キロ、3組で計約70キロを4日間かけて、徒歩で捜索します。ほかの4人は双眼鏡など広範囲の捜索をしています。

 ヒグマが生息する地域が近いため、徒歩での捜索では、クマ鈴やクマスプレーを持参しているということです。

 カズワンの沈没事故では、乗客乗員26人のうち、これまで14人が見つかり死亡が確認されていますが、12人はいまだ行方不明です。

(KAZU1の「ワン」は正式にはローマ数字)

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