「建てる側からしたら残念」住宅ローン減税1%から0.7%へ 引き下げの影響は…夢のマイホーム買い時は
2022年度の税制改正で注目されているのが住宅ローン減税です。
住宅ローン残高に対してこれまで1%だった控除が0.7%に引き下げられる見通しとなりました。どんな影響があるのでしょうか。
新築を検討している人(20代):「建てる側からしたら残念です」
新築を検討している人(40代):「だからって家を建てることを諦めることはないので」「(Q 1%の方がいい?)できればもらえるものはもらいたいですけど」
札幌・北区のハウスメーカーで、新築住宅の購入を決めたばかりの人に話を聞きました。
新築を決めた人(30代):「(新築で)4000万円台くらいで考えています。メリットがあるが以前1%だったのを考えると何とも言えない」
一方、営業の担当者は今回の改正を前向きにとらえています。
ホーム企画センター 八木 大輔さん:「現行制度のローン控除がなくなるではと危惧されて、新たに0.7%と下がりはしたが最大13年の控除が受けられることになった。今後もローン控除はメリットがあるので住宅購入を検討する人が多くなるのでは」
では買い時はいつなのか、住宅ローンに詳しい専門家は。
ファイナンシャル ファシリテーターズ 加藤 桂子さん:「(減税を気にして)慌てて買う人もなかにはいるが、余裕をもって買えるタイミングが買い時」
その上で購入のポイントが。
ファイナンシャル ファシリテーターズ 加藤 桂子さん::「中古住宅も視野に入れてリフォーム、あるいはリノベーションして住む選択も考えると、それほど資金面でも無理なく住宅ローンが組める」
夢のマイホーム…減税の動きも踏まえ、慎重に検討することが必要です。