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「エア・ドゥ」9月期中間決算"過去2番目"の赤字 19億円…コロナ禍の前年から旅客数は2倍に回復

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中間決算を発表したエア・ドゥの会見(2021年11月26日)

 エア・ドゥが11月26日発表した2021年9月中間期(2021年4月1日~9月30日)の業績は、新型コロナウイルスの感染拡大が影響し、旅行需要が回復しなかったことから、純損益が19億円の損失となり、過去2番目の赤字となりました。

 エア・ドゥによりますと、売上高が前年比48.4%増の115億円、純損益が19億円の赤字でした。過去最悪の赤字だった前年の67億円から回復が見られたものの、民事再生法の適用を申請して経営破綻した2002年9月期に14億円の損失となって以来、過去2番目の赤字額となりました。

 2期連続の赤字の要因として、新型コロナウイルスの感染拡大が長らく続き、ビジネス・観光両面でコロナ以前の旅行需要には回復が至らなかったとしています。

 こうした状況の中、コスト削減の取り組みとして減便・運航機材の小型化等による変動費の削減、人件費等の固定費の削減、経年化したB767型機の退役を前倒しするなどしました。さらに、2021年7月に優先株式を発行し財務基盤の強化を図りました。

 またワクチン接種が進み、緩やかな回復傾向も見られ、4月から9月にかけての旅客数は44万3000人となり前年の約2倍となりました。

 路線別の搭乗率は新千歳-羽田間42.1%(前年28.3%)、釧路-羽田間44.9%(前年31.8%)、帯広-羽田間47.1%(前年27.7%)、新千歳-名古屋間51.5%(前年27.6%)などと多くの路線で回復が見られました。

 エア・ドゥ 浦澤 英史 執行役員:「まだまだ航空需要回復まではには時間がかかる。その一方で足元の状況については今年10月の搭乗率は60%を超えていて、また年末年始の予約率も2019年、コロナ前の約80%となっている、現時点で。これから増える可能性もある。ここまで回復している」

 2022年3月期の業績見通しは現時点で合理的な算定が困難であるため未定とし、開示が可能となった時点で公表するとしました。

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