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"違法に設置された"かにかご874個押収…オホーツク海海域で水産庁取締り 貨物船装い「密漁」も横行

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押収された「かにかご」(提供:水産庁漁業取締本部札幌支部)

 北海道のオホーツク海域で、外国人が違法に敷設したとみられる「かにかご」などの漁具の取締り件数が2021年の1年間に10件、押収したかにかごは874個にのぼったことがわかりました。

「かにかご」の押収(提供:水産庁漁業取締本部札幌支部)

 水産庁漁業取締本部札幌支部によりますと、カニ類などの水産資源が豊富なオホーツク海海域で、2021年の漁具の取締りは10件。押収されたのは「かにかご」874個、ロープは1万7305メートルでした。

 かごの中にはズワイガニが9トン余と最も多く、毛ガニ、タラバガニなどが約10キロ入っていて、海に戻しています。

 押収した「かにかご」は、日本の漁業者が使用しているものよりも大型で素材も違うということで、目印になる「ブイ」とよばれる浮きはなく、複数のかにかごをロープでつなげて設置。取締船が特殊な装置を使って海底を調査し、押収したということです。

「かにかご」に入っていたズワイガニを海へ戻す(提供:水産庁漁業取締本部札幌支部)

 取締り件数が過去10年で最も多かった2020年は15件で「かにかご」1377個、ロープを2万7342メートル押収。2021年は10件で減少したものの、この10年で2017年と並び3番目に多い件数でした。

 同支部は、オホーツク海海域では、外国漁船が貨物船を装ってカニを密漁しているケースがみられるとし、引き続き取締りをしていきたいとしています。

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