釧路市の阿寒川"氾濫危険水位"…局地的大雨 付近住民に避難指示 強風で一時360戸停電発生も 北海道
低気圧の通過による影響で、11月10日の北海道は太平洋側を中心に局地的な大雨となっています。土砂災害や河川の増水などに注意が必要です。
発達した低気圧の影響で、北海道付近は大気の状態が不安定となっています。
この影響で、東部を中心に雨や風が強まっています。
10日午前6時すぎに最大瞬間風速28.1メートルを観測した根室市では、約360戸で一時停電が発生しました。
また、根室市内の小中学校が臨時休校となったほか、JRも根室線などで運休が相次いでいます。
釧路市では、阿寒川が氾濫する恐れのある水位に達したため、付近の住民に対し「避難指示」が出され、10日午前10時30分現在、約50人が避難しています。
このほか、浦幌町の十勝川や足寄町の利別川などでは、避難判断水位を超えています。
自治体の避難情報などに注意してください。